リフォームをしようと思うとき、家族の次に相談するのは、どこでしょうか？

駐車スペースを広くしたい、スロープが欲しい、など少しのリフォームから部屋の間取りを変えたい、二世帯住宅にしたいなど、リフォームにはさまざまなものがあります。

しかし、どれくらいの費用や時間がかかるのか、家にとってのメリットやデメリットはあるのかなど、聞きたいことも同じだけあるはずです。

リフォームをしようと思ったときや、リフォームについて相談したいときに、実は大手のハウスメーカーより近くの工務店に依頼することにメリットが大きいことを知っていますか？

今回はリフォームを工務店に依頼することのメリットについてお話ししたいと思います。

工務店だからできること

リフォームを工務店に依頼すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。リフォームを工務店に依頼すると
* それぞれの細かい要望を直接伝えることができる
* 柔軟な対応をしてもらえる
* リフォーム後の相談がしやすい
などのメリットがあります。

それぞれ、どのようなメリットなのか、詳しく紹介しましょう。

必要なものだけを求められる

工務店では、どのようなリフォームを希望していて、予算がどの程度なのかを直接伝えることができます。要望に合ったリフォームを行うことが工務店のメリットです。

大手のハウスメーカーだとプランが決められていたり、選択肢が決められていることが少なくありません。また、必要ないプランが含まれていてもそれぞれのプランを作ることができない場合もあります。

しかし、工務店では、必要なものだけを必要な場所に求めることができます。
予算やリフォームの希望を自分に合ったものにできることが、工務店のメリットです。

柔軟な対応

工務店はプランが決まっていないことがメリットの一つであることは先述した通りです。プランが決まっていないことに加えて、システム化されていないことも工務店のメリットの一つです。

システム化されていないことはプランだけではありません。

必要な部材などもシステム化されていないため、必要なものを必要なだけ仕入れてもらうことができ、費用を最小限に抑えることができます。

近い場所にある

昔からある良いものや、手間のかかる工法を守っているところが多いことも、工務店を選ぶメリットです。
地域に密着した工務店では、リフォーム後に不具合などが発生したときに、立ち寄って状況を見て欲しいということが可能です。

また、緊急的な不具合が起きた場合にも、近くに工務店があれば、すぐに連絡をすることができます。
さらに、近い場所に工務店があれば、リフォーム作業をしてもらうときに、交通費や移動時間が多く発生せずに済みます。

またリフォームに必要な打ち合わせをするときに、工務店に出向くこともあります。
このとき、近くに工務店があることで、打ち合わせをしやすくなります。

工務店にはできないこと

ここまで工務店だからできることについて、紹介しました。
しかし、もちろん工務店にはできないこともあります。それはどのようなものなのでしょうか。

工務店にできないことは
* 大々的な広告を打つ
* 一括システム化
などがあります。

これだけではありませんが、この二つは大手ハウスメーカーと工務店の大きな違いでしょう。
工務店では、規模が小さいため、必要な情報を手に入れることができ、わからないことを直接聞くことができます。

ただし、工務店にはできないことがメリットになる場合もあります。どのような場合なのか、詳しく解説しましょう。

大々的な広告など

工務店には、大手ハウスメーカーのような大々的な広告は打つことができません。
誰でもが知るCMなどを流すことはできませんから、知名度がある工務店は少ないでしょう。

しかし、大々的な広告を打たないことで、広告費や広告を作るために人件費が掛かっていません。
また独自のキャンペーンなどが打たれることもありません。ただし、余分な手数料などの発生しません。

工務店では、規模が小さいため、必要な情報を手に入れることができ、わからないことを直接聞くことができます。

一括システム化

工務店では、リフォームに必要な部材や顧客管理など、大手ハウスメーカーでは一括してシステム化されているものが、システム化されていない場合が多いです。

システム化されていることの良いところは、誰がやっても同じ結果になることです。
同じ部材が決まって用意され、コストを最小限に抑えて部材を用意することができます。

また、システムにさえ入ることができれば、担当者が変わったとしても、顧客情報やどのようなリフォームを行なったかを確認してもらうことができるでしょう。

しかし工務店では、細部まで一括してシステム化されていないことがほとんどなので、人が見える対応をしてもらえることが多いです。
またシステムを維持するための費用がかからないことがほとんどでしょう。

相談できるメリットを活用しよう

工務店を選ぶことの最大のメリットは、小さなことでも畏まることなく相談できることです。
「このようなことで相談しても良いのかな」と迷うことなく、リフォームのことに関して相談してみましょう。

地域に密着している工務店が多いので、その土地ならではの家に起きる不具合やトラブルなども相談しやすいメリットがあります。

さらに、規模が小さいことから、お客さんの目線に立って、何が必要で、どのようなものがあれば、より快適な暮らしへと繋がるかを一緒に考えてくれます。

最新の技術もときには必要ですが、昔ながらの工法にこだわることで、家や暮らしに良いものを取り入れる方法を提案してくれます。
このような相談できるという工務店のメリットを活用して、希望に沿ったリフォームを実現しましょう。

まとめ

ここまで、リフォームを行うときに工務店を選ぶことのメリットについてお話しました。
工務店は大手ハウスメーカーと違って、規模が小さいことが多いです。

このため、大々的な広告を売っていなかったり、一括したシステム管理がされていないことがほとんどです。

しかし、これが工務店を選ぶことのメリットでもあります。
工務店を選ぶことで、細部に渡って要望を伝えることができ、その要望に対して柔軟に対応してもらうことができます。

さらに、近い場所に工務店がある場合には、リフォームの打ち合わせがしやすく、リフォーム後に不具合が起きた場合にもすぐに対応してもらうことができます。

もちろん、大手ハウスメーカーには、大手だからできる良いところがあるでしょう。
しかし、工務店にしかできないことを活用することで、希望に沿ったリフォームが実現することは多くあります。

リフォームを考えるときは、まず工務店に相談してみてはどうでしょうか。